ペン回し講座 | 中級者向け

「単体技もコンボも結構出来るようになってきた。」「次は何すればいいの?」という人たちのためのページです。

フリースタイル(FS)を組もう

単体技もコンボもそこそこできるようになってきたところで次の目標はフリースタイル(以下FS)を組むことです。

FSは10秒から長くても25秒の間におさめます。日本での一般的なFSの長さは13~16秒くらいだと思われます。FSの最後はスプレッド系統のコンボやバックアラウンド系統のコンボやエアースピンで締めるのが一般的です。

下の動画は悪いFSの例です。


このFSはいわゆる「ソニガチャ」と呼ばれる悪いスタイルです。ソニック系統の技に偏っており、ガチャガチャと汚く回しているのでこう呼ばれています。

ソニガチャを回避するには

  • 技のレパートリーを増やす
  • パス系統の技を適度に入れる
  • 指の周りを回る(アラウンド)技を入れる
  • 円軌道を意識する

1. まず技のレパートリーを増やさないことには始まりません。今の自分ができる技だとソニガチャにしかならないなと思ったら単体技コンボのページを見てできる技のレパートリーを増やしてください。

2. パス系統の技を適度に入れることにより、FSの全体がなめらかに見えるようになります。パス系統の技はとても重要なのでできる限り習得しておきましょう。

3. アラウンド技を入れると見栄えが良くなりアクセントにもなります。一瞬指ではさんでいない状態になるので難しく感じる技ですが、FSには必須と言っても過言ではないでしょう。

4. 普通にソニックをするのにも、円軌道を意識すると意識しないでは、見栄えに大きな差がでます。ペンが円軌道を描くように回すことを心がけましょう。あえて円軌道を崩すというスタイルもありますが、かなり上級者向けです。

以上の点を踏まえた上で撮影したFSが↓です。


この動画は大会用に撮影したものなので、かなり飛躍した難易度になっています。先ほどのソニガチャ動画と比べてこちらのほうが見栄えがいいなということがわかっていただければ幸いです。

難易度の高い技を習得しよう

難易度の高い技を習得すると、FSの締め技や見せ場として効果的に取り入れることができます。また、難易度の高い技を修得することは、ペン回しの練習をする上での一つの目標点にもなります。

まず第一の壁はシャフィーボでしょう。シャフィーボを修得する前にリシャーボを習得しておきましょう。それに加えて4,5軸でのバックアラウンドを習得しましょう。シャフィーボは今でも締め技として使われることがあり、覚えておくと便利な技です。また、今でこのような風習は見かけませんが、昔はシャフィーボができる=上級スピナーという位置づけでした。

次に、コンティニュアスバックアラウンド(以下コンバク)です。人によってはシャフィーボよりも簡単に感じるかもしれません。この技はペンを指に巻き付ける動作を伴うので難しく感じると思います。ペンを指に巻きつけるためには微妙なペンのずらし技術が必要になります。この技を習得しておくといろいろなバックアラウンドコンボに繋げられるので、非常に需要の高い技です。

最後に、スプレッド系統のコンボです。この系統のコンボも指に巻き付ける動作を伴います。インパクトがあり見栄えもいいので、締め技としての需要は高いです。今ではFSの途中の見せ場として使われることも多いです。

JEBに登録しよう

「JEBって何?」という人はまず用語:JapEn Boardを御覧ください。まだJEBに登録していないという人のために説明します。中級者以降でないと登録してはいけないというという決まりはないので、初心者でも全然登録して大丈夫です。

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CV・SVを見て学ぼう

単体技もコンボも結構覚えた。FSも組めるようになった。という人が次にすることは、CVSVを見て他のスピナーのFSの技を参考にすることです。JEBのペン回し動画-公開のページからCVを見ていろんな人の技を参考にしてください。とは言ってもあくまで最初のうちはです。いつまで経っても1~10まで完全にコピーするだけでは、あなたのFSに個性が生まれません。FSの個性は非常に重要視されるので、よく使われるコンボを習得したらあなた自身でコンボを作り出し、FSに組み込んで行きましょう。

お疲れ様です。以上で中級者向けのペン回し講座は終了になります。